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トゥバ族 トゥバぞくTuvintsy

世界大百科事典 第2版の解説

トゥバぞく【トゥバ族 Tuvintsy】

アジア大陸深奥部のエニセイ川源流域(北緯50゜~54゜)に住むチュルク語系牧農民。中国史料の伝える都播(都波)の末裔とみられるが,隣族のトファラルTofalary(カラガスKaragasy)やコイバルKoibalyもトゥバと自称する。南隣のモンゴルではこれをウリヤンハイ(烏梁海)と呼ぶ。ロシア人による旧称ソヨートSoiotyは部族名ソヨンに由来する(サヤン山脈の名称も同じ)。ロシア連邦領内の人口20万6100(1989)。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のトゥバ族の言及

【ウリヤンハイ】より

…一方,西部ウリヤンハイはジュンガルと清の支配を経て,1914年にロシアの保護領下に入り,61年ソ連のトゥバ自治共和国(現,共和国)を構成した。彼らトゥバ族はタンヌ・ウリヤンハイと称されることがあり,狩猟,牧畜,農業を営む。この仲間はモンゴル国のフブスグル湖周辺にも居住している。…

【タンヌ・ウリヤンハイ】より

…現在のロシア連邦トゥバ共和国の占める地域を指す。ウリヤンハイ族は現在のトゥバ族に相当する。彼らはトルコ語系のトゥバ語を話すが,今までトルコ,モンゴル,サモエード,ケートそれにアルタイ族を同化吸収してきたといわれる。…

【トゥバ[共和国]】より

…農業面ではヤギ,羊を主体とする牧畜が中心となっている。共和国の民族構成はトゥバ族.3%,ロシア人32%,その他(ハカス人など)3.7%(1989)。トゥバ族は人種的にはモンゴル系であるが,その言語のトゥバ語はチュルク語系,宗教はラマ教(チベット仏教)である。…

※「トゥバ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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