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トニオ・クレーガー Tonio Kröger

世界大百科事典 第2版の解説

トニオ・クレーガー【Tonio Kröger】

1903年に発表されたトーマス・マン短編小説。〈トニオ・クレーゲル〉とも呼ばれる。当初《文学》を仮題としていたこの作品で作者は,自身の少年時代の恋愛体験を題名主人公に托して美しく哀愁をもこめて描いてはいるものの,重点は自身の文学のあるべき姿の追求にあり,〈人間愛〉を創作活動の基底に据えようとする主人公の決意は,作者自身の創作活動ばかりか,やがて激動を迎える時代のなかで作者の行動すべてを律するものになる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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