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トンバク tonbak

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トンバク
tonbak

膜鳴楽器の一種。イランで使われる大きい盃形の一面鼓。アラブやトルコダラブッカに似ているが,それより大型で,胴は木をくりぬいてつくられる。ドンバク,ディンビク (クルド語) ,トゥンブークなどいろいろな呼び名があるが,今日音楽家の間ではザルブ zarb (リズム) と呼ばれることが多い。

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デジタル大辞泉の解説

トンバク(〈ペルシア〉tonbak)

イランの酒杯形の片面太鼓。形状、奏法ともダラブッカに似るが、より大型で、胴は木製。ザルブ(zarb)。→ダラブッカ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

トンバク【tonbak】

西アジア(イランおよびその周辺)の酒杯形の一面太鼓。ドンバクdonbakともいう。ペルシア語にはかつてトンブークという名も存在したが,トルコ語ではデュンベレクないしドゥンバラク(17世紀中葉エウリヤ・チェレビーによる記録)と発音される。トルコのダルブッカに似るが,イランのトンバクはより大型で全長約46~50cmの一木(クルミ材)をくりぬいて胴とし,杯の開口部(直径30~32cm)にヤギまたは牝羊の革を張って作る。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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