ナガボノシロワレモコウ(読み)ながぼのしろわれもこう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナガボノシロワレモコウ」の意味・わかりやすい解説

ナガボノシロワレモコウ
ながぼのしろわれもこう
[学] Sanguisorba tenuifolia Fisch. var. alba Trautv. et Mey.

バラ科(APG分類:バラ科)の多年草。根茎は太く、高さ約1メートル。葉は羽状複葉小葉は11~15枚で広披針(こうひしん)形。秋、分枝した茎の先に白色穂状花序を数本つける。花は花弁がなく、萼片(がくへん)は4枚で白色、雄しべは4本。中部地方以北の本州、北海道に分布する。変種のナガボノアカワレモコウは花が紅紫色で、北海道から九州に分布する。

[鳴橋直弘 2020年1月21日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android