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ニンヒドリン ninhydrine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニンヒドリン
ninhydrine

無色の柱状晶。分解点 239~240℃。α-アミノ酸と反応して赤紫色を呈するので,アミノ酸の検出,定量に利用される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニンヒドリン
にんひどりん
ninhydrin

芳香族ケトンの一つ。1,2,3-インダントリオン水和物の別名。1,3-インダンジオンを二酸化セレンで酸化すると得られる。分子式C9H6O4。分子量178.1。

 無色の柱状結晶で、加熱すると140℃で赤紫色になり、239~240℃で分解を伴い融解する。アミノ酸を含む溶液に1%ニンヒドリン水溶液を少量加えて加熱すると赤紫色を呈するので、アミノ酸の検出試薬として用いられる。この呈色反応をニンヒドリン反応という。[廣田 穰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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