ネットリテラシー(読み)ねっとりてらしー

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネットリテラシー
ねっとりてらしー

インターネットを正しく使いこなすための知識や能力。インターネットリテラシーともいう。本来、リテラシーliteracyは読み書きの能力のことで、知識や応用力という意味で使われる。ネット上の情報の正確性を読み取り、情報の取捨選択や適切な対応ができること、電子商取引に正しく対処できること、利用料金や時間に配慮できること、プライバシー保護やセキュリティ対策を講じられること、などをさす。
 ネットリテラシーが不足したままインターネットを利用していると、不適切なプライバシーの公開や個人情報の流出、著作権や肖像権の侵害、コンピュータ・ウイルス感染による迷惑メール送付行為など、自らが被害を受けるだけでなく、故意でなくとも加害者になる可能性がある。さらに、不正アクセスによるなりすまし、サイバー犯罪への加担など、モラルに反する行動や違法行為へとエスカレートすることもある。また、ネットショッピングを通じた過剰な消費行動、オンラインゲームへの依存など生活の破綻につながるケースも指摘されている。
 インターネットの利活用に加えて、パソコンなどのコンピュータ機器まで応用範囲を広げた能力をコンピュータ・リテラシーという。さらに、パソコンやスマートフォン、ウェアラブル端末などの適切な利用、ネットワーク接続なども含めた、総合的なIT情報の活用能力をITリテラシー、または情報リテラシーという。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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