ハイフン

デジタル大辞泉 「ハイフン」の意味・読み・例文・類語

ハイフン(hyphen)

欧文で、2語を結びつけたり、1語を行末で区切って2行に分けて書いたりするときに間に記す短い横線の符号「‐」。

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精選版 日本国語大辞典 「ハイフン」の意味・読み・例文・類語

ハイフン

〘名〙 (hyphen) 主として横書きのローマ字文で、完全な複合語となっていないが一語相当の語連結であることや、行末で一語の後節を切って次行に送るとき、連続した一語であることなどを示すための符号。短い横線(‐)で表わす。和文縦書きには短い縦線(‐)を用いる。
※羅馬字意見(1885)〈田中館愛橘〉「日本語は、切れんとするの傾向あるが、ハイヘンを以て之を繋くも」

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ハイフン」の解説

ハイフン

欧文中でひとつ単語を2行にわたって表記するときなどに、音節切れ目に挿入する「-」の記号。連字符。

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世界大百科事典(旧版)内のハイフンの言及

【句読点】より

…文のなかの部分と部分との切れめを示す符号として,コンマcomma(,),セミコロンsemicolon(;),コロンcolon(:)があり,この順序に切れめが長くなる(該当する息の切れめが時間的に長くなる)。このほか,話線の性質が変わるときに用いる符号として,引用符quotation marks(“ ”など),かっこparentheses(( )),角かっこbrackets([ ]),ダッシュdash(―),ハイフンhyphen(‐),アポストロフィapostrophe(’)などがあり,これらは日本語でも横書きのときに用いられるようになりつつある。なお,文のなかのある部分を強調するために用いるイタリックitalics,頭(かしら)文字法capitalizationなど,なにかつけ加えるのではなく,字面に手を加える場合もいれれば4種類になる。…

※「ハイフン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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