ハイラル

百科事典マイペディアの解説

ハイラル

中国,内モンゴル自治区の呼倫貝爾市にある区。漢字では海拉爾。旧名フルン(呼倫)。浜洲鉄路(ハルビン〜マンチュリー)に沿い,羊毛,皮革,家畜,ハイラル馬などを集散する。付近のフルンブイル草原で牧畜が盛ん。28万人(2014)。
→関連項目フルンブイル(呼倫貝爾)

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世界大百科事典 第2版の解説

ハイラル【Hailar】

中国,内モンゴル自治区北部のフルンブイル(呼倫貝爾)盟にある都市で,同盟の行政公署の所在地。人口21万(1994)。ハイラル川と伊敏河の合流点にあたり,浜洲鉄道(ハルビン~マンチュリー)に沿う。清代の雍正年間(1723‐35)に町がつくられ,光緒年間(1875‐1908)に呼倫庁がおかれ,1913年呼倫県となった。40年市制が施行された。畜産加工,建築材料,機械,ガラスなどの工場があり,肉類加工コンビナート,乳製品工場,皮革工場が最も有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハイラル
はいらる / 海拉爾

中国、内モンゴル自治区、フルンボイル市中部にある市轄区。ハイラル河と伊敏河(いびんが)の合流点の標高677メートルに位置する。人口28万0382(2015)。気温の低極は零下49℃、高極40℃、7月の平均気温20.9℃、年降水量325ミリメートルという大陸性草原気候の地で、ヒツジ、ウシ、ウマを多産する。区内には乳製品、肉類加工、毛皮、毛織物などの工場が多い。浜洲(ひんしゅう)線が通じ、フルンボイル東山空港があり、またフルンボイル市の政府所在地で、経済の中心地である。元代には海喇児(ハイラル)と書き、清(しん)末以後、ロシアの占領、モンゴル人の自治要求などで混乱した。[浅井辰郎・編集部]

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