ハトシェプスト女王葬祭殿(読み)ハトシェプストジョオウソウサイデン

デジタル大辞泉 の解説

ハトシェプストじょおう‐そうさいでん〔‐ヂヨワウサウサイデン〕【ハトシェプスト女王葬祭殿】

Mortuary Temple of Hatshepsut》エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸にある葬祭殿。新王国第18王朝の第5代女王ハトシェプストにより造営。切り立った崖を背に地形傾斜をいかして築かれた、他に類例のない巨大な3層のテラス式の構造をもつ。内部壁画には女王が派遣した香料交易の大船団が描かれている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android