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ハンガリー演劇 ハンガリーえんげき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハンガリー演劇
ハンガリーえんげき

16世紀初めの典礼劇に始り,19世紀になって民族主義の高揚を背景に J.カトナらのロマン派作家が現れ,各地に劇場も設立されて隆盛期を迎えた。ハンガリー演劇の父と称される K.キシュファルディ,『人間の悲劇』 (1861,初演 83) で世界的名声を得た I.マダーチ,E.シグリゲティ,チキ (1842~91) がさらに続いた。 20世紀初期には市民劇が盛んになったが,この期を代表する作家は『リリオム』 (1909) の作者 F.モルナール,喜劇や史劇を書いた F.ヘルツェグである。第2次世界大戦後は,1949年に劇場が国有化され,社会主義リアリズム演劇が主流を占めたが,53年ナジ政権成立とともに演劇界にもより自由な空気が生じて,L.ネーメトの『ガリレイ』 (56) が注目を浴びた。その後の動乱を機に検閲の復活や演劇人の亡命などもあったが,1960年代から『くず鉄墓場』の E.フェイェシュをはじめとする若い劇作家の活躍が目立つ。近年の独裁政権崩壊後は経済状況が悪化し,混乱をきたしている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハンガリー演劇
はんがりーえんげき

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