コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

パリンプセスト パリンプセスト palimpsest

翻訳|palimpsest

2件 の用語解説(パリンプセストの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パリンプセスト
パリンプセスト
palimpsest

すでに書かれていた文字を消して新しく書かれた古文書。現在まで残っているのは,ほとんどすべて羊皮紙か子牛皮紙のもので,古代末期や中世にはこれらの紙が貴重だったため,不要とみなされた文書が消され,再使用に供された。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

図書館情報学用語辞典の解説

パリンプセスト

ギリシャ語の「再び」および「こすられた」の意の2語からなる複合語に由来する.以前に記された字句を部分的または完全に消去した羊皮紙などの獣皮紙の表面に,新たに字句を記した写本.2回以上再利用した場合もある.獣皮紙は貴重品であったので,ヨーロッパ主として7世紀と8世紀前半に,リュクスイユ,ボッビオザンクトガレンなどの修道院において,元のギリシャ語ラテン語によるテキストがこすり取られ,別の文献が重ね書きされる例が多かった.後に特に19世紀以降,当初のテキストが試薬により,ついで紫外線を照射する方法により復元されるようになった.その中には,キケロMarcus Tullius Cicero 前106-前43)の『国家論』を始めプラウトゥス(Titus Maccius Plautus 前250?-前184?),リヴィウス(Titus Livius 前59-後17)などの著作がある.

出典|図書館情報学用語辞典 第4版
©All Rights Reserved, Copyright Nihon Toshokan Joho Gakkai, 2013 編者:日本図書館情報学会用語辞典編集委員会 編
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

パリンプセストの関連キーワードリファレンス現代文紙上新史墨字背文字字消しなぞ・るデリートキーシューマン:子供のためのアルバム/piano solo

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone