パースペクティビズム(英語表記)perspectivism

翻訳|perspectivism

大辞林 第三版の解説

パースペクティビズム【perspectivism】

命題や理論の妥当性はそれが依拠している視点に制約されているという思想。あらゆる認識は種に特有な生の条件に規定されると考えたニーチェがその典型。遠近法主義。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

パースペクティビズム【perspectivism】

遠近法に従った絵画において,描かれる風景はつねに画家の視点に相関的であるが,それと同様に世界はつねに特定の視点から特定の見方によってしか見られえないものであり,いかなる視点にも限定されない絶対的な世界認識などはありえないという考え方。〈遠近法主義〉と訳される。18世紀初頭にライプニッツが〈単子論〉を説き,すべての単子(モナド)はそれぞれの視点から,それぞれの表象能力に応じて全世界をおのれのうちに映し出すと主張した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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