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ビスピャンスキ Stanisław Wyspiaṅski

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世界大百科事典 第2版の解説

ビスピャンスキ【Stanisław Wyspiaṅski】

1869‐1907
ポーランドの劇作家,詩人,画家。古都クラクフに生まれ,数年の国外生活を除き,ほぼ一生をクラクフですごす。ポーランド・ロマン主義を批判しながらも実質的にはミツキエビチらの芸術理念の継承者であり,一種の後期ロマン主義を代表(ニーチェワーグナーの影響が強い),ポーランドの現代劇の始祖となった。画家としても非凡で,特に人物画に傑作が多い。戯曲の代表作に幻想的風刺劇《婚礼》(1901),1830年の十一月蜂起に取材した2作《十一月の夜》(1904),《ワルシャワの娘》(1898),ロマン主義の強い伝統との葛藤を象徴的に描く《解放》(1903)等がある。

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世界大百科事典内のビスピャンスキの言及

【ポーランド文学】より

…S.プシブイシェフスキらがデカダン主義と唯美主義(〈芸術のための芸術〉)を唱えたが,20世紀に入るにつれ民族運動や労働運動の高揚を背景に民族的・社会的な思潮が主流を占め,末期にはミチンスキTadeusz Miciński(1873‐1918)らの表現主義の傾向が姿を現した。この期はS.ジェロムスキやノーベル賞作家W.S.レイモントらの小説,S.ビスピャンスキの劇作のみならず,形而上学的な詩のカスプロビチJan Kasprowicz(1873‐1918),古典主義的傾向の強いL.スタフ,ポーランドの代表的な象徴派B.レシミャンらの抒情詩の全盛期でもあった。
[戦間期の文学]
 第1次大戦が終わると,ポーランドにも反伝統を掲げた西欧の新文芸思潮が流入する。…

※「ビスピャンスキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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