デジタル大辞泉 「ビュルツブルク司教館」の意味・読み・例文・類語 ビュルツブルク‐しきょうかん〔‐シケウクワン〕【ビュルツブルク司教館】 《Würzburger Residenz》ドイツ中部、バイエルン州の都市、ビュルツブルクにある大司教の宮殿(レジデンツ)。大司教ヨハン=フィリップ=フランツの宮殿として、ドイツの建築家バルタザール=ノイマンの設計により、1720年から1744年にかけて建造された。イタリアの画家ティエポロの巨大なフレスコ天井画がある。代表的なバロック建築として知られ、庭園や広場を含め、1981年に「ビュルツブルク司教館、その庭園群と広場」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。ウュルツブルク司教館。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ビュルツブルク司教館」の意味・わかりやすい解説 ビュルツブルク司教館【ビュルツブルクしきょうかん】 ドイツのビュルツブルクにあるドイツ後期バロック・ロココの代表的建築。J.B.ノイマンの設計により,1744年ほぼ完成。イタリア後期バロックの影響が強い。ティエポロの寓意(ぐうい)的な天井画もロココ絵画の傑作として知られる。その庭園や広場とともに1981年世界文化遺産に登録。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報