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ピュージー Pusey, Edward Bouverie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピュージー
Pusey, Edward Bouverie

[生]1800.8.22. ピュージー
[没]1882.9.16. アスコット
イギリスの神学者,オックスフォード運動の指導者。イートン,オックスフォード大学に学び,1825~27年ドイツで古代オリエントの言語と神学を研究。 28年オックスフォード大学ヘブライ語教授となり,33年以降オックスフォード運動に参加し,『時局小冊子』 Tracts for the Times18号に寄稿 (1834) ,また説教によって聖餐におけるキリストの現存,個人の告解,聖職者の赦罪権などを主張した。イギリス国教会における修道生活の復活をはかり,45年女子修道会の設立に助力。主著『わが教会で採用されている断食制度の利点について』 Thoughts on the Benefits of the System of Fasting,Enjoined by Our Church (34) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ピュージー
ぴゅーじー
Edward Bouverie Pusey
(1800―1882)

イギリス国教会(イングランド教会)の聖職者。雄弁な説教者でオックスフォード運動の指導者。同大学のヘブライ語の教授で教父学の分野でも業績がある。非国教徒が社会的に進出し、世俗権力と結合する風潮を国教会の危機と感じた学識者が『時局小冊子』を刊行し始める(1833)と、第18号に彼は寄稿して運動に参加し、運動の分裂(1845)後も、「使徒の継承者」の理念を大学の外に訴えて信仰復興と教会改革の運動を継続、スラム街伝道、海外宣教、女子修道院の設立などに努力した。[川又志朗]

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