ピール銀行条例(読み)ピールぎんこうじょうれい(その他表記)Peel's Bank Act

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピール銀行条例」の意味・わかりやすい解説

ピール銀行条例
ピールぎんこうじょうれい
Peel's Bank Act

1844年に成立したイギリスの中央銀行制度。イングランド銀行条例の別称で,ピール条令とも呼ばれる。首相 R.ピールのもとで制定されたため上記の名称で呼ばれる。この法律によってイングランド銀行は中央発券銀行としての地位を確立したが,同時に発券部と銀行部に2分割され,銀行券の発行は 1400万ポンドの一部保証発行を除き全額正貨準備金を要する (保証準備発行直接制限制度) ,発券銀行の新設は許さないという通貨主義の立場が採用された。 1928年にこの法律は廃止されたが,長らく世界各国の中央銀行成立の際の典拠となった。

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