ピール銀行条例(読み)ピールぎんこうじょうれい(英語表記)Peel's Bank Act

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ピール銀行条例」の解説

ピール銀行条例
ピールぎんこうじょうれい
Peel's Bank Act

1844年に成立したイギリスの中央銀行制度。イングランド銀行条例の別称で,ピール条令とも呼ばれる。首相 R.ピールのもとで制定されたため上記の名称で呼ばれる。この法律によってイングランド銀行は中央発券銀行としての地位を確立したが,同時に発券部と銀行部に2分割され,銀行券の発行は 1400万ポンドの一部保証発行を除き全額正貨準備金を要する (保証準備発行直接制限制度) ,発券銀行の新設は許さないという通貨主義立場が採用された。 1928年にこの法律は廃止されたが,長らく世界各国の中央銀行成立の際の典拠となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

国民栄誉賞

内閣総理大臣表彰の一つ。1977年内閣総理大臣の福田赳夫の決裁により設けられた。「広く国民に敬愛され,社会に明るい希望を与えることに顕著な業績のあった者」に贈られる。第1回受賞者はプロ野球選手の王貞治...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android