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ファウスト博士 ファウストはかせDoktor Faustus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファウスト博士
ファウストはかせ
Doktor Faustus

ドイツの作家トーマスマンの小説。 1947年刊。作曲家アードリアン・レーバーキューンの生涯を,友人の古典学者ツァイトブロームが綴るという形で,19世紀末以来ドイツのたどった運命を,第2次世界大戦を背景にして追究した作品。

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デジタル大辞泉の解説

ファウストはかせ【ファウスト博士】

《原題、〈ドイツ〉Doktor Faustusトマス=マン長編小説。副題「友人によって物語られたドイツの作曲家アードリアン=レバキューンの生涯」。1947年刊。古典語教師ツァイトブロームが、友人の作曲家の伝記を書くという体裁で、19世紀末から第二次大戦にかけてのドイツの崩壊の過程を、芸術家の破滅的な人生に重ねて描いた。

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大辞林 第三版の解説

ファウストはかせ【ファウスト博士】

トーマス=マンの長編小説。1947年刊。悪魔と契約を結んだ天才的作曲家アードリアン=レーバキューンの没落の悲劇を通じて、ドイツ人の抽象性や観念的陶酔にひそむナチズムへの傾斜を暴く。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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