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ファブリティウス Fabritius, Carel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファブリティウス
Fabritius, Carel

[生]1622.2.27. ミダンベームスター
[没]1654.10.12. デルフト
オランダの画家。 1641~43年アムステルダムでレンブラントに学び,50年以降デルフトで活動。 52年デルフトの画家組合に登録。肖像画,遠近法的な建築風景,風俗画,動物画などを描く。フェルメールにも影響を与えたらしい。弟のバーラント (1624~73) も画家。代表作『ひわ』 (54,ハーグ,マウリツハイス美術館) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ファブリティウス【Carel Fabritius】

1622‐54
オランダの画家。ミッデン・ベームステルMidden‐Beemsterに生まれ,1641‐43年ころアムステルダムでレンブラントに学ぶ。師の影響の強い歴史画・肖像画を描いたのち50年ころデルフトに移り(画家組合には1652年に入会),新機軸の風俗画に個性を示すが,火薬庫爆発の犠牲となって早世。レンブラントの最も才能ある弟子で,1650年代の〈デルフト派〉,とくにフェルメールに大きな影響を与えた画家として重要であるが,作品はきわめて少ない。

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世界大百科事典内のファブリティウスの言及

【フェルメール】より

…師匠は不明で,結婚に際してフェルメールの弁護をつとめたイタリア帰りの歴史画家ブラーメルL.Bramerが有力だが,両者の画風に共通点は見られない。一方ファブリティウスの絵画の明るい色彩や詩的な雰囲気から影響は広く認められており,これを示唆する同時代史料もあるが,2人が師弟関係にあった確証はない。居酒屋の主人で美術商も営んでいた父の死後(1652),フェルメールは美術商の仕事を引き継いだものと思われる。…

※「ファブリティウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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