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ファリンゲッティ ファリンゲッティFerlinghetti, Lawrence

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファリンゲッティ
Ferlinghetti, Lawrence

[生]1919.3.24. ニューヨーク,ヨンカーズ
アメリカの詩人,出版者。サンフランシスコのノース・ビーチを中心にしたビート派の運動,いわゆる「サンフランシスコ・ルネサンス」の大御所的存在。自分の経営するシティ・ライツ書店を若い詩人たちの集会所に提供したり,シティ・ライツ・ブックスや雑誌『至福』 Beatitudeを発行して,若い詩人に発表の場を与え,ギンズバーグコーソを世に出した。詩集『失われた世界像』 Pictures of the Gone World (1955) ,『ベトナムはいずこ』 Where is Vietnam? (65) ,『開いた目,開いた心』 Open Eye,Open Heart (73) ,小説『彼女』 Her (60) ,『サンフランシスコから出発して』 Starting From San Francisco (61) のほか,劇作もある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ファリンゲッティ
ふぁりんげってぃ
Lawrence Ferlinghetti
(1919― )

アメリカの詩人。ニューヨーク出身。1950年におこったサンフランシスコのビート詩運動の中心人物。彼の経営するシティ・ライツ社からA・ギンズバーグの詩集『吠(ほ)える』を出版して注目を浴びる。彼自身にも、巧みな話しことばのスタイルを駆使した『心のコニー・アイランド』(1958)、『サンフランシスコから出発して』(1961)などの詩集がある。ギンズバーグもケロアックも亡きいま、ファリンゲッティは平易なスタイルで詩を書き続け、ビート世代のパトロン(後援者)として多くの読者をもっている。[新倉俊一]
『片桐ユズル・中山容訳『ファーリンゲティ詩集』(1968・思潮社)』

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