フィラデルフィア宣言(読み)フィラデルフィアせんげん

大辞林 第三版の解説

フィラデルフィアせんげん【フィラデルフィア宣言】

1944年、フィラデルフィアで開かれた ILO 第二六回総会で採択された宣言。完全雇用や社会福祉の向上など、第二次大戦後の ILO の活動の基本方針となった。国際労働機関の目的に関する宣言。

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百科事典マイペディアの解説

フィラデルフィア宣言【フィラデルフィアせんげん】

正称は〈国際労働機関ILO)の目的に関する宣言〉。1944年ILO総会で採択ILO憲章の一部をなしている。労働は商品ではないなど四つの根本原則を再確認し,労働者使用者・政府各代表の継続的・協調的な国際的努力が不可欠であるとしている。なおこの宣言中で,所得保障並びに医療に関する勧告をもなした。

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世界大百科事典内のフィラデルフィア宣言の言及

【ILO】より

…日本はその設立に参画し,また八大産業国の一つとして,いわゆる常任理事国であったが,1938年に脱退,51年に復帰し,再び常任理事国になっている。第2次大戦末期の1944年にフィラデルフィアで開かれた総会は〈ILOの目的に関する宣言〉(いわゆるフィラデルフィア宣言。のちにILO憲章の付属書となる)を採択して,戦後の進むべき方向を確定した。…

※「フィラデルフィア宣言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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