フェラーリア(読み)ふぇらーりあ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フェラーリア
ふぇらーりあ
[学]Ferraria

アヤメ科のフェラーリア属の総称。主として南アフリカに原産する半耐寒性の秋植え球根草で、7種ある。和名はチリメンショウブ。全体が、同じくアヤメ科の秋植え球根草であるスパラキシスに似ており、上部で分枝して花蕾(からい)を多くつける。3~4月、径約5センチメートルの小花を開く。花色は渋いものが多く、黄、橙(だいだい)、暗赤、紫紅、褐色などがぼかしに、または斑(ふ)入りとなり、花弁の縁(へり)は縮緬(ちりめん)状になる。1花の寿命は1日と短いが、晴天だと次々に咲き、3週間ほど咲き続ける。矮性(わいせい)で普通は鉢植え用である。栽培はフリージアなどと同じ要領でよいが、とくに排水のよい、快晴の地方向きの品種である。[川畑寅三郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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