百科事典マイペディア 「フォン・ド・ボー」の意味・わかりやすい解説 フォン・ド・ボー 子牛の肉や骨でとっただし汁。フランス語でフォンは〈土台〉,ボーは〈子牛〉の意。子牛のすね肉や骨と,タマネギ,ニンジン,セロリ,トマト,ニンニクを大きく切って色づくまで炒める。水を注ぎ,ブーケガルニとタイムひとつまみ,塩少々を加え,あくと脂をすくいながら弱火で長時間煮る。これをこすと茶色いフォンになり,煮込みやソースの土台にする。フォンにはこのほか,鶏や魚でとった白いフォンもあり,やはり各種ソースの土台に利用する。これとは別にブイヨンと呼ばれるだし汁もあり,おもにスープの土台とするため,材料をふんだんに使って味よく仕上げられる。→関連項目デミグラス・ソース 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「フォン・ド・ボー」の解説 フォン・ド・ボー【fond de veau(フランス)】 子牛から作るフォン。子牛の骨・すじ・すね肉などにフライパンやオーブンで焦げ色をつけ、香味野菜・香辛料・完熟トマト・トマトピューレなどとともに、あくや脂をとりながら長時間煮込んでこしたもの。 出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報