デジタル大辞泉 「フォールトトレランス」の意味・読み・例文・類語 フォールト‐トレランス(fault-tolerance) 製品・システムに誤動作や故障が起こっても、自動的に修復して正しい動作をする機能。また、その技術。耐障害性。故障許容力。→フォールトアボイダンス 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ASCII.jpデジタル用語辞典 「フォールトトレランス」の解説 フォールト・トレランス システムの一部に何らかの障害が発生しても、システムを停止せずに稼働し続けられる無停止設計のこと。これにより、処理を継続しながら障害の原因を突き止めて早期の修復ができる。システムの機能全体に影響を及ぼすことがないので、被害を最小限に抑えられる。例としては、電源ユニットやハードディスクなど、万一障害が発生するとシステムの運用に重大な支障をきたす可能性の高いデバイスを二重化する、ハードディスクやメモリーエラーなどを検出し、エラー訂正技術などによって自動的にこれを訂正する機能を組み込む、などがある。 フォールトトレランス コンピューターの動作中に一部に故障が起きても、故障個所以外は、停止することなく稼働を続けられる、無停止設計のこと。これにより、処理を継続しながら故障個所の修復ができる。システムの機能全体に影響を及ぼすことがないので、被害を最小限に抑えられる。 出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
百科事典マイペディア 「フォールトトレランス」の意味・わかりやすい解説 フォールトトレランス コンピューターシステムが故障した場合にも,全面停止にはいたらず,部分的にでも正しく動作する能力。フェールセーフfail safeとも。エラーの検出から訂正まで自動的に処理するものや,記憶装置を二重化して常に同じ内容を保存しておくものなど,その手法はさまざま。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
IT用語がわかる辞典 「フォールトトレランス」の解説 フォールトトレランス【fault tolerance】 コンピューターシステムに何らかの障害や不具合が発生した際、被害を最小限に収める、または正常に機能し続ける能力。突然の停電に備えて無停電電源装置(UPS)を設置したり、ハードディスクを複数台用いたりするなど、システム全体に冗長性を持たせることで、この能力を高めることができる。◇「耐障害性」「故障許容力」ともいう。 出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報