フランクフルトアンデルオーデル(英語表記)Frankfurt an der Oder

改訂新版 世界大百科事典 の解説

フランクフルト・アン・デル・オーデル
Frankfurt an der Oder

ドイツ北東部,ブランデンブルク州のオーデル川沿いの都市。人口8万5000(1991)。町の起源は,オーデル川西岸のドイツ人の交易地にさかのぼり,13世紀中ごろ都市の形を整えた。1368年にハンザ同盟に加わり東方への交易・商業の拠点として発展,15世紀末以降ブランデンブルク公の支配下に入り,1811年には同領で初めての大学が建設された。19世紀以降は近隣での石炭採掘と結びつき急速な工業化をとげた。第2次大戦後,オーデル川東岸の地域はポーランドに帰属してスウービツェSłubiceとよばれ,フランクフルトは,国境の町としてポーランドとの交通の要衝となった。
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百科事典マイペディア の解説

フランクフルト・アン・デル・オーデル

ドイツ東部,オーデル川河岸の国境都市。ポーランド,ロシアに通じる水陸交通の要地金属家具食品工業が行われる。13世紀以来ブランデンブルクに属し,14―15世紀ハンザ同盟都市。第2次大戦で徹底的破壊を受け,戦後オーデル川以東はポーランド領。劇作家クライスト生地として知られる。6万4000人(2005)。

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