フランシス・レイ(読み)ふらんしす・れい(その他表記)Francis Lai

知恵蔵mini 「フランシス・レイ」の解説

フランシス・レイ

作曲家。1932年4月26日、フランス・ニース生まれ。シャンソン歌手のエディットピアフイブモンタンなどの作曲や伴奏を担ったのち、映画音楽の作曲活動を開始。66年に公開されたクロード・ルルーシュ監督の映画「男と女」の主題歌を手がけ、世界的な名声を得た。その後も、同監督の「パリのめぐり逢い」(67年)、仏グルノーブル冬季五輪の記録映画「白い恋人たち」(68年)など数々の名曲を生み出し、70年の米映画「ある愛の詩」ではアカデミー作曲賞を受賞した。2018年11月7日、同日までに死去したことが発表された。享年86。

(2018-11-13)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

20世紀西洋人名事典 「フランシス・レイ」の解説

フランシス レイ
Francis Lai


1932.4.26 -
フランスの作曲家。
エレキ・アコーディオンの創案者。ピエール・バルーとコンビを組み、シャンソンを作曲。1966年映画「男と女」で音楽を担当。’70年、アラン・ドロンの紹介で音楽を担当した映画「ある愛の詩」はアカデミー作曲賞を受賞。映画音楽に「娘と鉄砲」(’65年)、「パリのめぐり逢い」(’67年)、「個人教授」(’68年)、「雨の訪問者」(’69年)、「流れ者」(’70年)。ほかの作品に「白い恋人たち」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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