ブール演算(読み)ブールエンザン(その他表記)Boolean operation

デジタル大辞泉 「ブール演算」の意味・読み・例文・類語

ブール‐えんざん【ブール演算】

boolean operation》⇒論理演算

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典 第5版 「ブール演算」の解説

ブール演算

ブール(George Boole 1815-1864)が提唱した論理代数であるブール代数に基づく集合に対する操作で,論理積論理和,論理差(否定)の総称.論理積は積集合,論理和は和集合,否定は補集合をそれぞれ求める演算である.情報検索システムにおいては,AND検索(論理積),OR検索(論理和),NOT検索(論理差)のことを指す.具体的には検索語間の共出現関係を求める操作であり,AND検索は検索語がすべて含まれるレコード群を求め,OR検索は検索語のいずれかが含まれるレコード群を求め,NOT検索は特定検索語を検索対象外としたレコード群を求める.また,コンピュータが行う演算や制御を実行するスイッチング回路の設計に不可欠な基礎理論でもある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

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