デジタル大辞泉 「プフォルツハイム」の意味・読み・例文・類語 プフォルツハイム(Pforzheim) ドイツ南西部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市。カールスルーエの南東約30キロメートル、エンツ川とナゴルド川の合流点に位置する。古代ローマ時代の植民地で、遺跡が残る。18世紀より宝飾品や時計の製造が行われた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「プフォルツハイム」の意味・わかりやすい解説 プフォルツハイムぷふぉるつはいむPforzheim ドイツ南西部、バーデン・ウュルテンベルク州の都市。フォルツハイムともいう。人口11万7200(2000)。シュワルツワルト北東部、ネッカー川水系のエンツ川とナーゴルド川の合流点に位置する。市街地の大部分は東流するエンツ川の北岸にあり、谷底部はローマ時代の遺跡のある旧市街、南向き斜面には中世以降の新市街がある。ナーゴルド川流域の中心都市で、伝統工業として宝石・金銀細工などの装飾工芸が盛んで「金の町」とよばれるほか、時計製造も行われる。1565年までバーデン・ドゥアラッハ辺境伯の宮廷都市であった。[朝野洋一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プフォルツハイム」の意味・わかりやすい解説 プフォルツハイムPforzheim ドイツ南西部,バーデンウュルテンベルク州の都市。カルルスルーエ南東約 30km,シュワルツワルト北端のエンツ川沿いに位置する。ローマ時代の植民地で,1195年頃都市権獲得。その後,ときとしてバーデンバーデン侯などの居地となった。 18世紀から宝石加工業と時計製造業の中心となり,現在は機械,ラジオ,テレビ,製紙などの工業も立地する。聖ミヒャエル聖堂 (13~15世紀) ,パルフュッサーキルヘ (13世紀) などの歴史的建造物がある。人口 11万9781(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報