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プブリウス Publius Philo, Quintus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プブリウス
Publius Philo, Quintus

前4世紀頃のローマの政治家。4度執政官 (コンスル ) に就任。前 339年に最初のプレプス (平民) 出身の独裁官 (ディクタトル ) にもなっている。またプレプスのパトリキ (貴族) に対する社会的平等の闘争に画期的な3つの法制定に貢献している。その法は,(1) 戸口総監 (ケンソル ) 職がプレプスに開放されたこと。 (2) 平民会の投票がローマ国家全体に拘束力をもつようにしたこと (ホルテンシウス法制定への関与) 。 (3) 父権に基づく提案は,ケンツリア会に提出されるまでは形式上の承認にとどめたこと。彼は最初の法務官 (プラエトル ) にもなり (前 337) ,戸口総監として新しい部族マエキアとスカプチアの創設に助力し,前 327年の執政官のときにはネアポリス (現ナポリ) を包囲した。内政上では対立した保守派のアッピウス・クラウディウスの南進政策に協力した。

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