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ヘールシルト Heerschild

世界大百科事典 第2版の解説

ヘールシルト【Heerschild】

中世ドイツにおけるレーン制(封建制度)ないしレーン法上の概念。文字どおりには〈兵の章盾〉であり,12世紀以前の史料では封臣から軍役を要求する権利そのものを意味していたが,12世紀に帝国国制のレーン制的編成が進展し,その全体的整序が要請されるとともに,この概念はレーンの授受能力ならびにレーン制的階層構成を表すレーン法上の一つのキーワードになった。 当初の単純な3階層構成(国王―国王直属封臣―下位封臣)は,13世紀の法書段階になると,六ないし七つのヘールシルトに分化する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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