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ベタートン Betterton, Thomas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベタートン
Betterton, Thomas

[生]1635頃.ロンドン
[没]1710.4.28. ロンドン
イギリス王政復古期の俳優。初め W.ダベナントの劇団に所属 (1661~71) ,その後ドーセット・ガーデン劇場 (71~82) を経営し,J.ドライデンの翻案によるシェークスピア作品を上演。当り役は,ハムレット,『十二夜』のサー・トビー・ベルチなど。妻 M.ソーンダソンは,イギリス最初の女優の一人。

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世界大百科事典 第2版の解説

ベタートン【Thomas Betterton】

1635‐1710
イギリスの俳優。演出家,劇場支配人としても活躍し,王政復古期の劇壇を代表する人物となる。俳優としては悲劇と喜劇の両方に秀で,ハムレットからフォールスタッフに至るシェークスピア劇の多くの人物を演じる一方,W.コングリーブの《愛には愛を》のような洗練された風習喜劇や,J.ドライデンの諸作のような修辞に富む文体の英雄悲劇にも才能を発揮した。シェークスピア劇をはじめとするエリザベス朝戯曲を当時の舞台機構や観客の趣味に合わせて改作したことでも知られる。

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世界大百科事典内のベタートンの言及

【ダベナント】より

…この作品はイギリス最初のオペラとみなされることがある。60年,王政復古に際して劇場経営の勅許を得,リンカンズ・インズ・フィールズに公爵劇場を開場,T.ベタートンを中心とする劇団の本拠とした。劇場史的には,エリザベス朝の張出舞台から近代的な額縁舞台への橋渡しをし,大がかりな装置や舞台機構を採り入れた。…

※「ベタートン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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