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ペアレントメンター

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ペアレントメンター

日本自閉症協会が2005年度に養成を始め、厚生労働省発達障害者支援策に位置づけている。「ペアレントメンターかがわ」では、発達障害に限定せず、メールや電話で相談を受け付ける。丸1日の講座を修了し、メンター登録する20~60代の男女30人の中から、事務局がふさわしいメンターを紹介する。昨年度は約20件対応した。

(2014-05-28 朝日新聞 朝刊 香川全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ペアレントメンター
ぺあれんとめんたー
parent mentor

自閉症などの発達障害のある子供を育てた経験がある保護者等で、同じように発達障害の診断を受けた子供をもつ保護者等に対し、自身の子育ての経験から相談に応じたり、有益な情報を提供したりするボランティア支援者。ペアレントparentは親、メンターmentorには信頼のおける相談相手という意味がある。
 発達障害のある子供は、周囲から理解されにくい面があり、障害のある子供の保護者や家族だけで悩みを抱え込んでしまう場合が少なくない。そうした状況に陥らせないためには、保護者や家族のさまざまな疑問や悩みを聞き、それに共感しながら相談に応じられる相手の存在が重要である。
 一般社団法人日本自閉症協会は、2005年度(平成17)にペアレントメンター養成講座を開設している。講座は通常1日か2日間で、知的障害を伴う高機能自閉症や、アスペルガー症候群などの障害に対する知識や、幼児期から成人期までの支援のあり方などに関し、理解を深められる内容である。また、ペアレントメンターとして活動するために重要な基礎技能として、相談相手と会話しながらうまく相談に応ずる方法も教えている。講座を修了した人の多くは、在住する地域の発達障害者支援センターの協力を受けながら、個別相談、電話相談、保護者勉強会、研修会などの啓発活動、支援ツール作成などといった活動を行っている。
 厚生労働省は発達障害者支援体制整備事業のなかで、ペアレントメンターの養成を行う自治体への支援を2010年度から開始した。2011年度からは、発達障害者支援センターの利用者に対し、ペアレントメンターを仲介するコーディネーターの配置を進めている。また、2012年度からは、都道府県などの行う地域生活支援事業にペアレントメンターの養成や発達障害者支援センター運営事業を組み込み、地域の児童相談所や保育所などの関係機関とペアレントメンターが連携を図りながら、地域社会が一体となって取り組む体制づくりを始めた。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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