ペルゴレーシ

百科事典マイペディアの解説

ペルゴレーシ

18世紀ナポリ派オペラを代表するイタリアの作曲家。ペルゴレージともいう。イタリア中部のイエジに生まれ,ナポリで音楽を学ぶ。同地を中心に宗教曲やオペラの作曲家として活躍したが26歳で夭逝(ようせい)。オペラ・セリア《尊大な囚人》のインテルメッツォ(幕間劇)として書かれた《奥様になった女中(奥様女中)》(1733年)は,人気を博し独立して上演されるようになり,オペラ・ブッファ(オペラ)の先駆的作品となった。ほかに,女声合唱曲としても演奏される宗教歌曲《スタバト・マーテル》が広く知られる。没後名声が高まりその名をかたった作品が多数出回ったため,偽作の疑いのあるものも少なくない。→スタバト・マーテル
→関連項目ストラビンスキー

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世界大百科事典 第2版の解説

ペルゴレーシ【Giovanni Battista Pergolesi】

1710‐36
バロック時代のイタリア人作曲家。今日ではナポリ派オペラの全盛期を代表する作曲家の一人として数えられているが,生来病弱で26歳の若さで世を去ったため,死後に名声が高まり評価が定まった。作品数は当時の作曲家として多いとはいえず,彼の作といわれる作品にも疑わしいものが多い。代表作にはインテルメッツォ《奥様になった女中La serva padrona》(1733)と宗教歌曲《スタバト・マーテル》(1736)がある。

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