コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ホルビッツ ホルビッツ Horvitz, H. Robert

2件 の用語解説(ホルビッツの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホルビッツ
ホルビッツ
Horvitz, H. Robert

[生]1947.5.8. イリノイシカゴ
アメリカ合衆国の生物学者。2002年「器官の発生とプログラムされた細胞死(アポトーシス)の発見」に対し,シドニーブレンナージョンサルストンとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホルビッツ
ほるびっつ
Howard Robert Horvitz
(1947― )

アメリカの生物学者。イリノイ州シカゴに生まれる。マサチューセッツ工科大学で経営学、数学を専攻、1974年にハーバード大学で生物学の博士号を取得。1978年マサチューセッツ工科大学準教授、1986年同大学教授。1988年より同大学ハワードヒューズ医学研究所に移る。イギリスにて、S・ブレンナー、J・サルストンらとともに、線虫C. エレガンス(C. elegans)を用いて、卵から成体までの、すべての細胞の運命の決定に関する研究に携わった。この研究で、線虫の発生の過程では細胞分裂により増えた細胞の多くが、規則正しく死んでいくことを明らかにした。さらに、発生過程における細胞死(アポトーシス)が、遺伝子に組み込まれた特定のタンパク質により支配されていること、細胞死を支配する遺伝子が線虫だけでなくヒトを含む生物全般に共通して存在することを明らかにした。この発見により、これまで受動的におきると考えられていた細胞死の多くが、遺伝子に組み込まれたメカニズムにより能動的に引き起こされていることがわかり、癌(がん)や神経変性疾患などの病気における細胞死の分子機構の解明に大きく貢献した。この業績に対し、ブレンナー、サルストンとともに2002年のノーベル医学生理学賞を受賞した。[馬場錬成]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ホルビッツの関連キーワードイリノイ冠の板篠入りの合方シカゴマラソンイリノイ[州]小林郁李家隆介イリノイ・セントラル鉄道イリノイ・ミシガン運河マン対イリノイ州事件

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone