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ボルケナウ ボルケナウ Borkenau, Franz

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボルケナウ
ボルケナウ
Borkenau, Franz

[生]1900
[没]1957
ドイツの思想史家,ジャーナリスト。 1921~29年ドイツ共産党員。 1920年代末から 30年代なかばまでフランクフルト大学付属社会研究所に属していたが,ナチスに追われて 34年イギリスに亡命した。

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デジタル大辞泉の解説

ボルケナウ(Franz Borkenau)

[1900~1957]ドイツの社会思想史学者・政治学者。ドイツ共産党コミンテルンなどで活動し、ナチス政権成立後は英国に亡命した。著「封建的世界像から市民的世界像へ」「スペインの戦場」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

ボルケナウ【Franz Borkenau】

1900‐57
ドイツの思想史家,ジャーナリスト。ウィーン生れ。1921年から29年までドイツ共産党員。離党までの後半をコミンテルンでの活動に費やし,後に反スターリン的観点からコミンテルン史を執筆した。20年代末から30年代半ばまでフランクフルト社会研究所に所属。大著《封建的世界像から市民的世界像へ》(1934)は,17世紀の数学的・機械論的世界観の成立を歴史的・社会的条件との連関において把握したもので,その方法論は日本の思想界にも影響を及ぼした。

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大辞林 第三版の解説

ボルケナウ【Franz Borkenau】

1900~1957) ドイツの社会思想史家。コミュニストとして活動。大著「封建的世界像から市民的世界像へ」において、近代科学の成立史を一般社会史の中に位置づけ、科学史、思想史に新生面を開く。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ボルケナウ
ぼるけなう
Franz Borkenau
(1900―1957)

ドイツの政治・社会理論家、社会思想史家。ウィーンに生まれる。第一次世界大戦後1920年代にはドイツ共産党に入って活躍し、1930年代初めにはM・ホルクハイマーの率いるフランクフルト社会研究所にも所属した。1933年ヒトラー政権の成立により研究所はアメリカに亡命し、彼もイギリスへの亡命を余儀なくされた。近代初頭の機械論的自然観の成立と展開をマニュファクチュア生産過程との関連において解明しようとした大作『封建的世界像から市民的世界像へ』(1934)は、この研究所の叢書(そうしょ)第4巻としてパリで刊行されている。これ以後しだいに共産党、コミンテルンに対する批判的立場を強め、スペイン戦争のルポルタージュ『スペインの戦場』(1937)、『コミンテルン』(1938)などにその立場は明確に現れている。第二次世界大戦後、一時マールブルク大学で教職にもついたが、主として文筆家としての活動を続けた。[生松敬三]

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