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ボルトキエービッチ ボルトキエービッチBortkiewicz, Ladislaus von

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボルトキエービッチ
Bortkiewicz, Ladislaus von

[生]1868.8.7. ペテルブルグ
[没]1931.7.15. ベルリン
ロシア生れの経済学者,統計学者。ペテルブルグ大学卒業後,ドイツのゲッティンゲン大学で W.レキシスに師事し,1893年学位を取得。 95年ストラスブール大学,99年アレクサンドロフスキー学院で教鞭をとり,1901年ベルリン大学准教授,20年正教授 (経済学,統計学) となり終世その地位にあった。経済学における彼の業績は転形問題の研究で,K.マルクスの生産価格論に数学的方法を用いてリカード的な観点から分析を加え,のちの転形論争の口火を切った。さらに絶対地代論をも批判した。統計学においては,『小数の法則』 Das Gesetz der kleinen Zahlen (1898) を発表してポアソン分布の重要性を実証し,また『反復事象論』 Die Iterationen (1917) などによって数理統計,確率理論に大きく貢献した。主論文『マルクス体系における価値計算と価格計算』 Wertrechnung und Preisrechnung in Marxschen System (06~07) ,『「資本論」第3巻におけるマルクスの基本的理論構造の修正をめぐって』 Zur Berichtigung der grundlegenden theoretischen Konstruktion von Marx im dritten Band des "Kapitals" (07) 。

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