コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ポゾラナ possolana, pozzolana

岩石学辞典の解説

ポゾラナ

熔岩が火山作用による過熱水蒸気やCO2に侵されて非結晶質の細粉状物質に変化したもので,もとの火成岩の造岩鉱物を保留していることがある[渡辺編 : 1935].多孔質で軽く固結した火山性凝灰岩で,水硬性セメント製造に使用された.元来はイタリアの地方的な名称であったが現在は各地で発見された同様の物質に広く使用されている[Blyth & Freitas : 1974].この型の凝灰岩がセメントの製造に使えることを最初に注目したのはギリシャ人のヴィトルヴィウスで,ナポリ付近のポゾウリ(Pozzouli)から採掘利用したにに起因している[Vitruvius : 10B.C.].プリニイはPuteoliからの塵と記載している[Pliny : 77].この物質は石灰と混合し,水を入れて糊状にすると水セメントとなる性質があって,ポートランド・セメントのように熱を要せず,乾燥すると硬化する性質をもっている[渡辺編 : 1935].

出典|朝倉書店岩石学辞典について | 情報

ポゾラナの関連キーワード地球温暖化カーボンオフセットカルボキシラーゼ熱帯林環境価値アゾトメトリー炭酸スマートムーブ海洋の酸性化オフセット・クレジット(J―VER)制度

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android