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二酸化炭素濃度の増加 にさんかたんそのうどのぞうか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

二酸化炭素濃度の増加
にさんかたんそのうどのぞうか

大気中の二酸化炭素濃度は,18世紀以降,しだいに増加している(18世紀で約 280ppm,20世紀末で約 350ppm)。これは,産業革命以後の多量の石炭・石油の消費が原因とされている。二酸化炭素には水蒸気と同様に赤外線を吸収する性質があり,地球から宇宙に向けて放射される熱放射の一部を吸収して,地表面付近の気温を上昇させる働き(温室効果)がある。1930年代にイギリスカレンダーは,二酸化炭素濃度の増加によって気候が変化することを主張したが,当時は社会的関心を呼ぶにはいたらなかった。しかし,1983年,アメリカ合衆国環境保護局 EPAの警告および 1988年のアメリカの大干魃以来,地球温暖化問題がにわかに国際的政治問題となった。1997年には地球温暖化防止京都会議が開かれ,温室効果ガスの削減に向けて各国が努力することで合意した。

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