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ポンテ・ベッキオ ポンテ・ベッキオPonte Vecchio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ポンテ・ベッキオ
Ponte Vecchio

イタリア,フィレンツェの橋。ウフィツィ美術館パラッツォ・ピッティとを結んでアルノ川にかかる石造アーチの橋で,橋上には建造以来金細工師の商店が並ぶ。名称は市最古の橋からきており,1333年の洪水で流された 10世紀の木造橋のあとへ,T.ガッディの設計によって再建された。

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百科事典マイペディアの解説

ポンテ・ベッキオ

イタリア,フィレンツェアルノ川にかけられた橋。ベッキオ橋とも。14世紀の建築家タデオ・ガッディの設計による3径間の石造アーチ橋。後にピッティ美術館とウフィツィ美術館を結ぶ廊下がこの橋上を通るようになり,そのころから橋上に貴金属商が並び今日に至っている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ポンテ・ベッキオ
ぽんてべっきお
Ponte Vecchioイタリア語

フィレンツェのアルノ川に架かっている当市最古の橋。1345年に再建されたままである。「ポンテ」は橋、「ベッキオ」は「古い」という意味。中世には、どこでも橋の上に店が並んでいたが、この橋はその貴重な実例であって、いまでも橋の上に宝石商などの店が並んでいる。16世紀後半にメディチ家が、住居にしていたピッティ宮とウフィツィ(事務所という意味、いまでは美術館)を結ぶ長い回廊をつくったが、その回廊がポンテ・ベッキオの上に重なっていて、独特の趣(おもむき)を添えている。なお、この橋のあるフィレンツェの歴史地区は1982年に世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。[紅山雪夫]

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世界大百科事典内のポンテ・ベッキオの言及

【橋】より

…その後中世末期には,礼拝堂のみならず住宅,商店などが立ち並ぶ生活の場としての橋が時代の風潮となった。古ロンドン橋でもそうであったが,イタリアのベッキオ橋(ポンテ・ベッキオPonte Vecchio,1345,フィレンツェ)やリアルト橋Ponte di Rialto(ベネチア)は今も訪れる人が多い(後者は1588年の再建)。しかし,ルネサンス時代が深まると,多少の装飾は見られるものの,石造アーチは簡潔な姿に戻る。…

※「ポンテ・ベッキオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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