マイケル ブレイクナム(英語表記)Michael Blakenham

現代外国人名録2016 「マイケル ブレイクナム」の解説

マイケル ブレイクナム
Michael Blakenham

職業・肩書
実業家 元ピアソン会長,元英国王立植物園理事長

国籍
英国

生年月日
1938年1月25日

出生地
ロンドン

本名
Blakenham,Michael John Hare

学歴
イートン・カレッジ卒,ハーバード大学卒

勲章褒章
勲二等旭日重光章(日本)〔2002年〕

経歴
1956〜57年近衛騎兵。’58年English Electric、’59〜61年ハーバード大学、’61〜63年ラザード・ブラザース、’63〜71年スタンダード・インダストリアル・グループ、’72〜77年ロイヤル・ドルトンなどを経て、’77年ピアソン入り。’78〜83年取締役、’83〜97年会長。「フィナンシャル・タイムズ」の印刷拠点を世界各地に展開する一方、出版部門では「ペキギン」「ロングマン」で業界をリード。メディア関連以外にも、ロンドンの観光名所・マダムタッソーろう人形館の経営や、陶器のロイヤル・ドルトンの販売など多彩な事業活動を展開。欧州ではフランスの経済紙「レゼコー」、オランダの出版社エルゼビアを傘下に収めるなど企業の合併買収(M&A)で基盤を広げる。欧州マスコミ界で覇権を争う三人の“メディア王”の一人。環境問題関心があり、王立野鳥保護協会会長も務めた。’97年にはロンドンの英国王立植物園(キュー・ガーデン)理事長に就任、2003年退任。子爵称号を持つ。日英の有識者グループ・日英21世紀委員会にも名を連ねる知日派で、2001年英国で開催される日英交流イベント“ジャパン2001”の英国側実行委員長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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