マジャパイト王国(読み)マジャパイトおうこく(その他表記)Majapahit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マジャパイト王国」の意味・わかりやすい解説

マジャパイト王国
マジャパイトおうこく
Majapahit

1293年から 15世紀後半頃まで東部ジャワを中心に栄えた王国。シンガサリ朝の最後の王クルタナガラが暗殺されたあと,ジャワは一時混乱状態に陥ったが,王の女婿ラデン・ビジャヤが 1293年に来攻した元の遠征軍を利用して国内を再統一し,スラバヤ付近のマジャパイトを都とした。大帝国建設を企てる宰相のガジャ・マダの活躍により,第4代の王ハヤム・ウルクのとき,この王国の勢力は頂点に達し,東部ジャワ,マドゥラ,バリのほか,インドネシアおよびマレー半島のかなりの範囲の海岸地方を間接的支配下においた。ジャワ北岸にイスラム教が伝えられて小国家群が勃興しはじめる 14世紀後半頃から衰退していった。

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