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ミチョアカン州 ミチョアカンMichoacán

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミチョアカン〔州〕
ミチョアカン
Michoacán

メキシコ南西部,太平洋に面する州。州都モレリア。太平洋岸に狭い海岸平野が続くほかは,大部分が山地から成り,南西部には西マドレ山脈の南の延長をなす山地が連なる。北部はメキシコ高原,およびメキシコ中部を東西に貫く火山帯に属し,活発な火山活動がみられる。ホルヨ火山は 1759年に,パリクティン火山は 1943年に,いずれも耕地に突然噴出して形成されたものである。北部はレルマ川流域,南部はバルサス川流域に属する。北西部のハリスコ州との州境にメキシコ最大の湖チャパラ湖があるのをはじめ,州内にはパツクアロ湖,クイツェオ湖など湖が多い。気候は北部の高原地帯では涼しく温和,南西部の谷では亜熱帯性,海岸平野では高温多雨となる。天然資源に恵まれ,林業,鉱業 (銀,金,銅,水銀,石油,硫黄) ,湖での漁業などが発展。また土地が肥沃で,穀物,サトウキビ,果実,米,コーヒーなどを産し,牧畜も盛ん。北部はスペイン征服前にはインディオのタラスコ族の帝国が栄えた地で,パツクアロ湖東岸にその都市遺跡ツィンツンツァンがある。住民には現在もタラスコ族が多く,木工,織物,陶器,刺繍などの伝統工芸が盛ん。メキシコ市とグアダラハラを結ぶ幹線道路が東西に通る州北部を中心に,交通網が発達している。面積5万 9928km2。人口 353万 4042 (1990推計) 。

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