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ムガル細密画 ムガルさいみつが

世界大百科事典 第2版の解説

ムガルさいみつが【ムガル細密画】

ペルシアの細密画を祖として,インドのムガル帝国の宮廷で行われた細密画。主題は世俗的かつ現実的であり,描法は写実的で,同時期のラージプート絵画と著しい対照をみせている。その最初期は,ペルシアのサファビー朝のタブリーズ派の画家が招かれ,多数の挿絵入り写本がもたらされて,もっぱらペルシア細密画の技法を消化吸収した時代である。第3代皇帝アクバル(在位1556‐1605)のときには,インド人の画家がしだいに指導的地位につき,インド的傾向が強まってムガル絵画独自の様式が明瞭になった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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