コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ムフロン Ovis musimon; mouflon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ムフロン
Ovis musimon; mouflon

偶蹄目ウシ科。体長 1.1~1.3m,肩高 70cm内外の野生ヒツジ雌雄とも大きな渦巻状の角をもち,成長した雄のものでは 1m近くになるものもある。体毛は赤茶色で,雄の背中の中央から体側にかけて白色斑がある。地中海コルシカ島,サルジニア島原産で,山岳地帯に小群をつくってすむ。草や木の葉を食べる。家畜化されたヒツジの原種と考えられている。なお,ヨーロッパ各地では,移入されたものが野生化している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ムフロン【mouflon】

家畜ヒツジの有力な祖先とみられている野生ヒツジの1種。偶蹄目ウシ科の哺乳類。地中海のコルシカ,サルデーニャキプロス小アジアイラン西部に分布するが,小アジアとイランのものを別種アジアムフロンO. orientalisとする学者もある。体長110~130cm,尾長3.5~6cm,肩高65~75cm,体重25~50kg。体は小型だががっしりし,雄には長さ85cmに達する渦巻状の角があるが,雌にはないか,あっても小さい。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のムフロンの言及

【ヒツジ(羊)】より

…【一条 薫】。。…

【ヒツジ(羊)】より

… ヒツジ属の野生種には,角の基部に近い部分の上面(三角形の底辺を含む面)と内面の境,すなわち内縁が鋭く顕著で,上面と外面の境,すなわち外縁が丸く不明りょうなユーラシア系の種と,反対に外縁が鋭く顕著で,内縁が丸く不明りょうなアメリカ系の種とがある。ユーラシア系の種には,家畜のヒツジの原種と見られるムフロンO.musimon(サルデーニャとコルシカ)とアジアムフロンO.orientalis(小アジア,イランなど。ただしこれらを同一種とみなす学者もあり,その場合はムフロンの学名はO.orientalisとなる)のほか,ウリアルO.vignei(イラン,カシミール)およびアルガリO.ammon(アルタイ,ヒマラヤ)があり,アメリカ系の種にはビッグホーンO.canadensisがある。…

※「ムフロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ムフロンの関連キーワードガンプラビルダーズワールドカップダイバーシティ東京ヒツジ(羊)牧畜文化

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android