モエレ沼(読み)もえれぬま

日本歴史地名大系 「モエレ沼」の解説

モエレ沼
もえれぬま

東区の北東部にある沼。札幌市北東部の泥炭地帯の中央部に位置し、沼の周囲は河川氾濫によって堆積した砂土地帯である。豊平川がサッポロ川とよばれていた時代の河跡湖と推定されている。昭和五七年(一九八二)都市計画によりモエレ沼公園が総合公園として整備されることになり、環状夢のグリーンベルト構想のなかで水郷公園として造成がすすめられている(公園の基本設計は彫刻家イサム・ノグチが担当し、園内にノグチが製作した遊具がある)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「モエレ沼」の解説

モエレ沼

北海道札幌市東区にある堰止湖。面積約0.24平方キロメートル。一帯は彫刻家イサム・ノグチ設計によるモエレ沼公園として整備されている。モエレの語源アイヌ語の「モイレ・ペツ」(“流れの遅い川”の意)。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android