世界遺産情報 「モン・サン・ミッシェル」の解説 モン・サン・ミッシェル フランスでもっとも有名な巡礼地で、海岸線から1キロほど沖に突き出た岩山です。干満の差の激しい湾にあり、時には海に浮かび、時には干潟に聳える姿は、古来土着信仰の聖地でした。8世紀、司教オベールが夢でサンミッシェルのお告げを聞いたことから、高さ80mのトンブ山と呼ばれていたこの地に礼拝堂が建てられました。やがて966年にノルマンディ公リチャード1世が修道院を建て、その後増築が進み、現在の形になったのは16世紀に入ってからのことです。岩山の頂は、聖堂や回廊、広間などがひしめく「天空の神の国」といわれています。 出典 KNT近畿日本ツーリスト(株)世界遺産情報について 情報