モーリス ゴドリエ(英語表記)Maurice Godelier

現代外国人名録2016 「モーリス ゴドリエ」の解説

モーリス ゴドリエ
Maurice Godelier

職業・肩書
人類学者 社会科学高等研究院研究指導教員(教授級) 元フランス国立科学研究センター(CNRS)人間社会科学部長

国籍
フランス

生年月日
1934年

出生地
カンブレ

学歴
エコール・ノルマル・シュペリウール卒,パリ大学

受賞
フランス国立科学研究センター(CNRS)金メダル〔2001年〕

経歴
パリ大学で学んだ後、高等研究院でフェルナン・ブローデルやレヴィ・ストロースについて研鑽を深め、1975年社会科学高等研究院研究部長に就任。’82年からフランス国立科学研究センター(CNRS)科学部長、人間・社会科学部長を歴任。研究分野は人類学、歴史学、社会学、経済学、哲学、社会思想など広く学際的分野にわたり、フランスの代表的な構造主義的マルクス主義者として知られる。各国の雑誌や論集に数多くの論文を発表。著書に「経済における合理性非合理性」「人類学の地平針路」「観念物質」「贈与の謎」「人類学の再構築」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「モーリス ゴドリエ」の解説

モーリス ゴドリエ
Maurice Godelier


1934 -
フランスのマルクス主義人類学者。
国立科学研究センター研究員,社会科学高等研究院教授,国立科学技術研究センター人文・社会科学部門部長。
マルクス主義人類学の代表的研究者である。国立科学技術研究センターでプローデル、レヴィ=ストロースのもとで研究に従事する。1967〜69年ニューギニアのバルヤ族のもとで経済人類学的調査を行う。人間の経済活動を支える観念体系と物質世界の関係についての一般理論の構築に関心を示している。著作に「経済における合理性と非合理性」(’66年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報