ヤム(その他表記)Dioscorea; yam

関連語 ナガイモ 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤム」の意味・わかりやすい解説

ヤム
Dioscorea; yam

ヤマノイモ科ヤマノイモ属の植物で根茎を食用とするものの総称。つる性の多年草で東西両半球に約 600種があり,おもに熱帯亜熱帯に分布する。日本には約9種を産する。観賞用に植えられることもある。地下茎は塊状,棍棒状で,地中に深くもぐり,下部は上部より肥大する。葉は単葉,ときには複葉になり,心臓形,ほこ形である。雌雄同株または異株で,小花は穂状や総状花序につく。花被は6裂し,雄花にはおしべ6本,雌花はめしべ3本がある。 蒴果に3翼があり種子にも翼がある。おもなものとして,ダイジョ D. alataはインド,東アジア原産でその巨大な芋が太平洋諸島先住民の常食とされる。アフリカ原産のヤムイモ D. esculenta; potato yam,台湾・日本原産のヤマノイモ (山の芋),中国大陸原産のナガイモ (長芋)などいずれも多肉の地下茎が食用に供される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む