ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説 鱗翅目ヤママユガ科。前翅長 110~115mm。翅は褐色で,前後翅ともに大きな三角形の半透明部がある。前翅の翅頂は細長く伸び湾曲するが,雄のほうが著しい。触角は雌雄とも櫛歯状。世界最大のガの一種で,八重山諸島,台湾,中国南部に産し,他の亜種が東南アジアに広く分布する。和名は八重山諸島の与那国島に多産するためにつけられた。繭は大型で袋物として利用される。 (→ヤママユガ ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報