『新約聖書』における最後の書で、黙示文学の系譜に属する。著者ヨハネについては不明な部分が多い。イエスの十二使徒の一人とする説や、『新約聖書』の他のヨハネ文書の著者と比定する説もあるが、いずれも学説的には支持しがたい。宛先(あてさき)は小アジアの諸教会であり、執筆の場所も同じく小アジアの都市であったと推定される。執筆年代は、ローマ皇帝ドミティアヌスの治世(81~96)の末期、キリスト教会に対するローマ帝国の迫害がようやく激烈さを増し、ローマ国権による皇帝礼拝の強制が行われつつあった時期である。厳しい迫害にさらされている教会に対し、主の再臨の近いことを告げ、希望と慰めを与えることを目的として書かれた文書である。この世の終末と新しい世界の出現が、ユダヤ黙示文学の手法に従って、絵画的に描き出されている。
[山形孝夫]
収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...