ヨーマンリー(英語表記)yeomanry

翻訳|yeomanry

デジタル大辞泉 「ヨーマンリー」の意味・読み・例文・類語

ヨーマンリー(yeomanry)

ヨーマン階層を表す集合的な名詞。もしくはヨーマンたる状態をさす。→ヨーマン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ヨーマンリー」の意味・読み・例文・類語

ヨーマンリー

〘名〙 (yeomanry) ヨーマンを階層としていう語。また、ヨーマンである状態。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨーマンリー」の意味・わかりやすい解説

ヨーマンリー
yeomanry

イギリス史上で,ジェントリー小作農の間に位置する階級で,独立自営の自由な農民。ヨーマン yeomanともいう。 15世紀頃より登場した。一般には土地保有者であったが,同時に王家貴族従者,番卒,部下をいうこともあった。年収 40シリングをあげる自由な土地をもち,武器所持の特権を認められている者と定義されることもある。中世以降のヨーマンリーは,一般にもっぱら耕作に従事していたが,資本主義発達に伴って解体し,特に産業革命時代の農業革命によって滅びたといわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報